前科おじさん読了
前科おじさんを読了。
大麻の法規制について是非を問うわけじゃないが、結構割に合わねぇなという。
反社の資金源になるんで、良くないとは言うけど言ったってそこまでの人数が大麻をやるわけじゃないし資金源としては不安定だからヤーさんも比重はそこまで重くないでしょと思うんだが、弁当で済んでるのもそこら辺が理由か。
今回のブログはこちら、高野政所氏が編曲したバニラの曲を聞きながらが良いかもしれません
前回の高野政所さんのサウナについて書かれたエントリを購入してから数日も経過しない内に、今度はKindleで書籍が安くなり自分の中で熱くなっていた事もあり即購入。
そこまで厚いわけでもなかったので数時間で読了。
逮捕されてから周りにいるアンダーグラウンドな方々の話は懲りない面々みたいな。しかし筆者が自分自身をすげー冷静かつ俯瞰で見ていて、捕まった当初から申し訳ないとか、反省しているのが面白い。そこまで俯瞰できるのに大麻やる！？ぐらいに凄い頭が回っている。
出所してからは定職につくまでの過程もファンキーだし、逮捕前、勾留中、出所後の心境変化も読み取れ、本人がとにかく頭が回るので感情移入もしやすい。こう思っていたとかこう考えていたとかが自然な流れ。
あと本人の運も良いし、周りにも本当に恵まれている。本人の人徳のなせている環境なのも素晴らしい。
出所後も普通に彼女が迎えてくれる
定職につくまでに採用までの過程
その後の復活まで
全体的に本人の人望や人徳がないとホント無理。そこら辺がすげー良い。私には無理です。そういった意味では感動的なエンディングっぽいw
絶対にオススメするかと言われると、なかなか難しいが時間がある人にはクスっと笑える要素やら考えさせる要素もあるので興味がある人にはオススメの一冊
