恩義に恩義に報いねば…
真っ白な原稿で印税が欲しい。
おはこんばんちは、人妻です。
更新間隔をどんどん短くしてやろうかと。というか全盛期は一回の日記で2000文字!原稿用紙5枚も書いてたのか…独り言長すぎるでしょ。
ツイッターに更新しましたよツイートもしようかと思うのですが、別にそこまで見て欲しい訳ではないですしそのまま更新だけはしている。
そう言えば何ですが、つい先日劇団を主宰している方々と飲む機会があり参加させて頂きました。
時は遡って大学時代。赤毛先輩というかなり面白い先輩がおりまして、よく遊んでいただいておりましたが「元劇団員だよ」と別の先輩から聞いて、私の中で「劇団員って面白い人が多いに違いない!」と勝手な思い込みをたった1人しか見ていないのにずっとしておりました。
赤毛先輩のイメージ
勝手な思い込みの理由として
などなどが思い浮かび、劇団って絶対面白おかしいはず!と更に思い込みを激しくしておりました。
まぁそんな思い込みの中で中学時代からの友人が劇団に5年?ほど前から所属しており、陰日向からちょくちょく観劇しておりました。
友人グループのうちの1人なのですが、このグループにかなり精神的に助けていただいており、常日頃から恩義に!恩義に報いねば…ワシは恥ずべき人間になってしまう。と思っておりまして観劇できる時には恩義に報いるチャンスと思い必ず観に行くようしておりました。
そんな中で、劇団に所属する友人から家にある軽トラを今度の劇の荷物運びに貸していただきたいとの報告を受けて、恩義チャンスと思い軽くオッケーと返答し助っ人をする事になりました。
軽くオッケーと言ったものの、会話が通じないぐらい人付き合いが苦手な私…やっちまった…知らない人と大量に会うじゃねーか…と返事をした後に大後悔。
まぁそうも言ってらんないのと、相反する私の中での「劇団は面白い人がいっぱい」という心持ち。大後悔と期待半分と残り全てを緊張で覆い被さる形で助っ人に行って来ました。
2日間に分かれておりまして、私めの仕事1日目は積み込みと荷下ろしのみ。緊張してロクに覚えてないのですが名乗りもあげずに淡々とお手伝いしていた記憶があります。
やりたかった(名乗り)挨拶
実際の挨拶
とにかく緊張しておりまして、ロクに何をしたか覚えておりません!軽トラで移動する際は座長が一緒だったんですが何を喋ったのか、そもそもどんな会話をしたのか全く覚えておりません!
次の日の2日目が舞台の本番で、劇団をやってない同じグループの友人たちと観劇。劇団をやっている友人が主人公みたいな出番の多さだったので、大変失礼ながら「運動会を見守る親」の気持ちがよく分かりました。お前は努力してねーし走ってもいないじゃないかと普段から駅伝などで感動する人を小馬鹿にしていたのですが、僕が馬鹿でした。人を見守るだけでこんなに感情移入して疲れるもんだとは思いませんでした。心の中での応援が8割以上を占めていて、残りの2割で劇を観ているぐらいの勢いだったと思います。よく考えてみると心の中で応援しかしてなかったような…ちゃんと舞台も見てましたが…
もちろん大成功でしたし、演劇の内容もレベルが高い。演技とか演出はよく分かりませんが映画は見てますので脚本の質が高いなぁと。
んで劇が終了して20分ぐらいで撤収。早い…早すぎる…もっとグダグダしたりお疲れムードで長くかかると思っておりましたが、凄い速さで撤収作業でした。まぁわかると思いますがまたもよく覚えていません。緊張しいなのです。へへへ!
撤収作業では劇団に参加してない友人も僕が阿呆なのを察してついて来てくれまして、かなり助かりました。
恩義に…恩義に報いねば…が更に増えました。
んで1日目より座長さんより打ち上げの飲み会に誘われておりましたので、話は長くなりましたが劇団の方々と飲む機会がありました。
対面が主役を張ってたイケメンの男性だったんですが、凄いな…イケメンって…あれだよね、クラスの中心人物はオタクにも優しいアレを30近くなっても体験しましたよ!!
話していた内容はその日に起こったアドリブやその日一発勝負系の話が殆どで、聞けば聞くほど俺なら3回ぐらい心臓が潰れてる系の話ばかり。魔物が棲んでいるのか、本当に何が起こるのかわからない世界というのがよく分かりました。
時間であったり照明のタイミングや、物の配置、人の配置、その日全てが一発勝負の取り返しがつかないものなので兎に角凄い。社会人の方々なので練習量も限られますし、本番一発勝負という世界の緊張感は計り知れないというのが強く印象に残りました。
時間を読んで規定の時間に間に合わないと、その瞬間で考えてセリフを飛ばしたり、それを悟られないように返したり
音響さんに合わせて、役者がタイミングを任意でズラしてセリフを放ったり
それを一瞬一瞬自分のセリフを喋りつつ身振りをしながら、五感全てで考えながら感じながら一発勝負…
慣れというので超えられるもんなのだろうか?と話を聞くほど思ってしまいました。こんな世界で生きている友人がいるのと、またその世界に一瞬誘っていただけたというのが、また私の中で恩義に恩義に報いねば…と思わせるのです。
あ、2200文字超えてた…