戦中派未来日記
モーニングで連載されている、風太郎不戦日記が面白い。この当時で見ると非国民レベルが高いw滑稽話に近いのだが、先週は数学のテストが空襲警報で中止になり大声で万歳してしまうのが何とも笑えるw
確かに学生の時分には外的な要因でテストがなくなれば誰でも嬉しいとは思うw
島田先生のデザイン性の高い漫画が時代に説得力を与えていて、それも一入良くしている。
単行本がまだなので、発売されれば買いたい所。
山田風太郎の時代を読むというか医大生ともなれば戦況とかに予想がついていただろうし、不戦的になるのもよくわかる。
戦争に冷めた若者感がちょうどマッチする感じもいい(ここまで頭は良くないが)
マーベル映画の話
最近スコセッシだのコッポラだのが挙ってマーベル映画批判をしているが、個人的には子供をどう思うかで変わる。
スコセッシもコッポラも、知らない人に説明すると映画界の超がつくほど上手い監督。野球なら長嶋、プロレスなら猪木、漫画なら手塚ってぐらい強い。
しかしながら、例えばの話コイツらにディズニーの金全部賭けて超金が儲かるものが作れるかというと微妙だと思う。
予算が潤沢にあっても、やっぱりコッポラとスコセッシだし文芸・芸術に傾きすぎて多分上手くいかないんじゃないかと。子供は見ねぇよ。
でも、マーベルなら大人も子供も見る。母親も渋々ついていく。
だが子供は見ない。
これに尽きる。子供連れからは金が取れない。いい大人が何度も見に行くのも映画評論してるわけでもないし限度がある。そこらへんを考えると金が儲かるかどうかも含めて、大分差がある。
マーベルとはそもそも土俵が違うと感じる。そりゃあアバターみたいのもあるが、キャメロンまで否定したらすげぇとは思うけど。
そもそも別に映画から何も受け取らなくていい。あれではマーベルだけでなくコメディー映画やトワイライトシリーズが無価値みたいな言い掛かりだし。(トワイライトシリーズは無価値か?)
子供に夢を与えているってだけで、両監督の言葉はなんの価値もない。だったら今すぐ作品を作ってマーベルより子供に夢を見せてみろよと思う。絶対に子供の頃にみたマーベル作品群を忘れないでしょ。
大人が大人に向けて作るのも勿論価値があるし、両監督は素晴らしい。だが子供にも向けて作るとなると、どうしても複雑なメッセージ性は失われる。
そこを突いて冷笑するのは、老害になっちまったなぁと…。次に例え大ヒットしても、まぁって感じになるよなぁ。
あと単純に比較にならないほど金がディズニーに入り込んでるだろうしね。ウルフオブストリートでキャラクターグッズは作れないし、コカイン吸ってるレオ様のフィギュアは俺は欲しいけど子供は欲しがらないでしょ。
批判するのはその人の意見だし、勝手にすればいいと思うが反論もされるわな。ましてや金や視聴した人数という具体的なデータで殴られる。
あと一番ムカついたのは「映画ではない」って
どんなに素晴らしい監督でも映画ではないって批判は駄目でしょ。どんな動画も制作者が映画って言ったらその場で映画でしょ。それがオートフォーカス使って逆光になってようが、明らかに予算がヤバいとか、どううみてもcgが学生以下でも。
制作者側に愛があれば何でも映画ですよ。そこにメッセージ性もいらねーよ!映画は映画。ちょっと傲慢すぎる。ぶっちゃけ老害の嫉妬じゃねーのかとも思う。
トニー・スタークにも心がある。