文章とノートの話
最近はノートのが流行ってるらしく、記事を100円で売ったりできるのが人気の秘訣らしい。
別に著名人のブログなんて100円どころか金もらってもって感じなのだが、麻雀戦術とか草(○麻)体験記とかそういうのは確かに読みたくなる。
他者に読みたくなるような文章を書くのは結構難しいので、金を払って読みたくなる文章を学ぶという面もありそう。
落語でいう枕→本題→サゲや本題の前に結論を先に出して解説する結論+起承転結、問題事例を出して結論→起承転結とか、ナンバリング(3つの〜〜を出しますみたいなの)を優先して出していくとか
どういう入りをして、どう落としているのか
という部分に着目しておくとわかりやすい。
文章の構造を解体して再構成できれば、貴方もノートマスターなんじゃないかと。
ここらへんは、真面目に詰めてくとTEDとか見ろよ。になるんでプレゼンテーションを磨きたい人間はやればいいけどオタクにそんな時間はない。
絶対にやらん。わかりにくくても俺があとから読んで面白ければいいのだ……
パチスロライターでも文章が異様に上手い人も何人かいて、塾長あたりは枕からサゲまでが3段階で表現されていたりしてキチンと読むと構成力が凄い。もちろん腕や知識もそうなんだけど、クズ田中さんとかも文体がキチっとしている。
読みやすさが全てというわけでもなくて、婉曲表現を読解させるこで情感を〜とかあるけど、まぁ程度によると思う。抜き手グローブおじさんとかの表現は長すぎる(そこがいいとも言える)
ラノベとかだと結論(終盤の山場)を頭に持ってきて、終盤の山場→日常→中盤の山→再度終盤という形式があったけど、今はもう少し進化してそう。
スレイヤーズとかあり得ない話だけど一巻から最強の敵をぶつけて、その後の巻はそれより弱い敵と戦うという今では絶対不可能な構成をしてたりする。
トラックに轢かれる非日常感でまぁ山場っちゃあ山場か?
西尾維新とか🍆🍄は化物クラスは模倣はできても、再構成して昇華できない印象。
大極宮とかでも読みやすい、異様なまでに読みにくいとかあるし、大沢在昌のアルバイトアイとかほぼラノベみたいのから宮部みゆきのクロスファイアみたいな半ラノベみたいのとか京極夏彦の絵本とか難易度も作者だけでなく作品による。
個人的にもうラノベという括りもホライゾンとか完全に逸脱してる奴もいるし、何がラノベなのかもうわからんもんね。あそこまでいくと長編SFみたいなもんでしょ。とある〜も巻数から考えるとラノベという枠から明らかにはみ出てる。
個人的には落語と同じく、枕があって起承転結があってサゲがあるようなそんな文章をキチンと毎回出してみたい(みたいであってやるとは言ってない)